精神世界の旅




読みやすい原始仏教の本

タイ北部にあるヴィパッサナー瞑想ができる仏教寺に行った時。

そのお寺に何冊か日本語の本が置いてありました。
お釈迦さんの教えをそのまま受け継いだ上座仏教(テーラワーダ)というのがあって、
その本にかなり感銘を受けました。

全ては繋がって存在している。
全ては変化し続けている。
苦痛を生む心のしくみ。

日本人の持っている小難しい仏教のイメージとはえらい違っていて、
この上座仏教の本は「生き方の本」として非常に納得する部分が多かったです。
もともとの仏教って、宗教では無く「哲学」だったんですねえ。。

この哲学が今の「資本主義・競争主義の日本」からスッポリ抜け落ちている価値観だと思いました。
いまこそこの価値観が必要なんじゃないかとか考えています。

「私の言葉をそのまま鵜呑みにしてはならない」
「私を神格化してはならない」
と自分をも否定してみせるお釈迦さんの考え。
かっこ良すぎです。惚れてしまいます。

非常に読みやすい本です。


上座仏教 悟りながら生きる
今“ブッダ”の英知がこころの支えになる

単行本 – 1999/5 アルボムッレ スマナサーラ (著), 鈴木 一生 (著), Alubomulle Sumanasara (原著)
https://www.amazon.co.jp/上座仏教 悟りながら生きる
 
 
 
以下の本は読んでませんが、
お寺に居た日本の方にお薦めされたので、
機会があったらぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
翻訳者の中村さんという方が、パーリ語?を勉強し、
お釈迦さんが語ったとされる原文を直接翻訳したものだそうで、
お釈迦さんが言いたかった事がそのまま記された本だそうです。
自分も日本に戻った時はぜひ読んでみたい本です。

ブッダのことば
ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)
文庫 – 1958/1 中村 元 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4003330110/ref=wl_it_dp_o_pC_nS_ttl?_encoding=UTF8&colid=EA5QH6BWDRJU&coliid=I2FTPJH7LDHS5E

※写真はアマゾンさんより転載
 
 




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この記事を書いた人 : タミオー / Tamioo
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